母親がいない母親が子育て終了~アラフィフ回顧録

頼れる人がいない結婚生活は大変でした

婿取り義母⑦長男出産~48時間の戦い

土曜夜八時半ころ やっと子宮口が全開になり

分娩室に運ばれることとなりました。

「赤ちゃんはお父さんが来るのをまってたんやの」

と看護婦さんが声をかけてくれます。

大学病院だったためか、

基本方針が自然分娩で 陣痛促進剤を使わないことは了承済でしたが

まさか こんなにご面倒をおかけすることになるなんて。

余りの痛みに 何回も子宮口の確認をお願いしてしまったこと

もう嫌 と泣きながら何度も叫んでしまったこと

看護婦さんたちには申し訳ない気持ちでいっぱいです。

(因みに次男の場合は陣痛促進剤を使いました。

 体力のダメージが全く違い、回復も早かった!)

 

それからは本当に早く事が運び

三回ほどいきんだあと

長男が誕生しました。

 

分娩台につきそっていた主人が

「よく がんばったな」

と 声をかけてくれたのを覚えています。

 

3750gにもなる赤ん坊だったので

会陰切開はしていたのですが

やはり 傷口は大きなものになってしまったようです。

縫合や後産も 想像してたよりは痛かった。

‘赤ん坊は 小さく産んで大きく育てろ‘

とは 良く言ったものです。

 

そこで義母の言葉

「軽いお産やったの」

 

…は?

 

二日間徹夜で苦しんでいるのを見ていたのに何を言っているの?。

私は 難産だと思っていたのですが!!!。

(後に 母子手帳にも出血多量と書かれていました。

 マウントを取るわけではないですが

 ママ友と話したり、色んなテレビや出産後記を見ていても

 48時間かかってお産をした人は  未だ見たことが無いです。)

 

 

そして夕方から病院に来ていた義父。

「日本の少子化を考えたら もう一人産んでもらわなあかんなあ」

 

はあああああ?????????

いまそれをいう???????

 

 

 

長男が生まれた喜びは吹っ飛んでいき

とりあえず陣痛から解放された安堵感(喜びとは違う)

体中に感じる疲れと下腹部の痛み、これからへの不安感や孤独感など

色んな感情が混じっている興奮状態で

皆が帰ってからも やはりぐっすり眠ることは出来ませんでした。

 

 

 

 

 

余談

自分が聞いた一番凄い出産エピソード

 子供が急に危険な状態になってしまって 緊急で帝王切開が決まったのですが

 麻酔が完全に効く前に お腹にメスが入ってしまったとのこと!。

 余りの痛みにお母さんは失神してしまったそうです。

 目が覚めた時には 既に赤ちゃんが生まれていて

 感動の対面が 出来なかったと。

 

私も含め

母子健康なら文句はないのかもしれませんが

やはり お産は命がけなのです。

 

 

にほんブログ村 子育てブログ ワンオペ育児・孤独な子育てへ
にほんブログ村

 

にほんブログ村 主婦日記ブログ 50代主婦へ
にほんブログ村

 

にほんブログ村 家族ブログ 長男の嫁へ
にほんブログ村