孤独な育児③
産後の痛みと疲れがとれないまま、義実家での育児が始まります。
結果から言うと
・義母は年度末で仕事が忙しいと一日も仕事を休みまなかった。
つまり子供のお世話は完全に私一人。
家事が大変だったせいか、夜も全く手伝ってもらえない
(これは仕方ないです)。
ただお風呂だけは義父と協力して楽しそうにやってくれました。
・以前お話ししたように、義父母は毎朝新聞配達の副業をしていたのですが
こちらも休むことはなかった。
・私は紙おむつを使うつもりだったが 義母に布おむつの使用を押し切られた。
(こちらも以前お話ししましたが
義実家は風呂水を3日使いまわすほど倹約家なうえ
義母がごみ処理関係の会社に勤めていたせいか
むやみにゴミを出すことに否定的だった SDGs????苦笑)
前回のブログでお話ししましたが
実母は私のアトピーをずっと心配していたので
この落差は とても辛く感じられました。
実母だったなら紙おむつを使うことに賛同してくれたと思います。
夫に相談もしましたが、とりあえず義母の意見を立てようということに。
体調がよくなり夫婦の家に戻ったら
紙おむつにすればいいという結論に至ります。
あくまで 産婦ファーストではなく
義実家ファーストの夫ですね。
私と子供の部屋は1Fの主人の祖母=義母の母親の部屋を使わせてもらうことになりました。
水回りの近いので便利が良いだろうとの理由です。
まず 赤ん坊のお世話をするスタンバイ。
布おむつの山。おむつバケツ。おむつ交換時マット、子供の着替え等等
私の布団の周りに置いていきます。
そして おしりふき。
義母はなぜか古い布団を持ち出してきました。
そして角の部分を糸切はさみで解きほぐすと
そこから綿を取り出しました。
…?????。
そして塊を小さい容器に詰め込んだ後、
台所へ行って水にひたし私の所に持ってきます。
「これで ○○のおしりふいて。」
絶句でした。
布団の綿の塊なので 切れ目もありません。
実際使用するには、自分で細かく分けて使いやすい大きさにしなくてはいけません。
正直、消毒済のものではないので衛生面も気になります。
水につけたままで大丈夫なのか?。
体調回復も思わしくないのに、いちいちおしりふきを作らなければいけなくなったことに、心からぞっとしました。
…とりあえず旦那が帰ってきたらおしりふきを買ってきてもらおう。
義母が節約家なのはわかるが こんなことやってられない!!!!。
長男は3750gで生まれたせいか
新生児にしては力が強く、常に手足をバタバタしている子供でした。
そのため 大の始末をするときは1秒を争う状態。
さらに悲しいかな。
長男のおむつ替えの内80パーセントは大。
左手でおしりを持ち上げる動作、
右手でおむつを交換する動作だけでは無理で
右足で赤ん坊の右手、左足で赤ん坊の左手を押さえつけ
赤ん坊がのけぞって汚れ(便)が広がらないようにしなければいけませんでした。
(会陰切開の傷と下腹部が痛い痛い!!!!!)
病院では紙おむつだったため漏れも少なかったのですが
義実家での布によるおむつ替えは
布カバーを敷く
布おむつを一枚敷く
布おむつを更に一枚敷くという
紙おむつにはない3工程の無駄な動作(それぞれ緊張を伴う)と
漏れが多い→汚れる→掃除する
という作業の連鎖で
私は体調が回復するどころか、
退院1日目にして
ますます疲労を重ねるのでした。