母親がいない母親が子育て終了~アラフィフ回顧録

頼れる人がいない結婚生活は大変でした

孤独な育児⑱~次男0歳

次男を出産した年は、正月に帰省をしませんでした。

確か地元に大雪が降ったのを言い訳にしたと思います。

 

ほぼワンオペでの二人育児は本当に大変で

この時期もほとんど記憶がありません。

面白いのは、子供の成長に対する感覚が全く変わってしまったことです。

一人目の時は寝返りや初歩きなど、少しでも成長が早いと喜んだものでしたが

二人目は、もう寝返りしちゃったの?、もうハイハイしちゃうの?といった感じで

むしろ遅い方がありがたく感じました。

実際次男は、長男より何でも1,2か月発達が遅かったと思います。

 

記憶がおぼろげながらも、一つ覚えていることがあります。

真冬の土曜か日曜の夕方のことでした。

次男がノロか何か、吐く病気にかかってしまいました。

主人は早朝からゴルフに行ってしまい、家にはいません。

買い物に行かないわけにはいかないので、仕方なく

長男と次男を連れて車で買い物に行った帰り(車はあった)、

次男が車内で吐いてしまったのです(それもドライバー席と助手席の間の空間)。

家に着き、慌てて買ったものを部屋まで置きに行き

掃除道具を家から持ってきて

長男と次男を車に乗せたまま、車内の汚れを取り始めます。

走り回る時期の長男と体調の悪い次男を連れた買い物をして

私は既にぐったりしていたのですが、

追い打ちをかけるような出来事に

泣きたいような気分になりました。

と、そのとき、

主人が会社の人と何人かでマンションに帰ってくるのが見えました。

助けてほしいと目が合ったにもかかわらず、

なんと そのまま無視され、

エレベーターに乗り込んで行ってしまったのです。

俗にいう、他人のふりというやつです。

その時は、怒りより冷や水を浴びせられたような気分になりました。

 

そのあと、部屋に戻ってから

主人と何を話したのでしょうか。

こちらも記憶にありません。

 

もうこの頃には

わたしはかなり主人に不信感を持つようになっていました。

 

よく離婚マンガなども目にしますが、

やはり二人目のときに大きな亀裂が生まれやすいみたいです。

子供が一人ならなんとか対応できることも

二人になるとどうにも手が足りなくなり

病気やけがなどアクシデントの頻度も二倍となるため

予定調和に行かないことが増えていきイライラは増すばかりとなります。

(これが仕事との大きな違い)

一人で小さい子供を育てるなんて

例え専業主婦でも無理なのです!!!!。

一番大事なのは

専業か共働きかではなく

助けてくれる人がいるかどうか

なのだと思います。

 

 

私は心の中で何度も叫びました。

 

育児に参加できないなら

お前(主人)は子供を作らない努力をすべきだったろうに!!!。

 

幸い次男は長男に比べるとまだ寝てくれる子で、

予防接種や病院も全く嫌がらないタイプだったため

素直にかわいいと思える気持ちを持つことが出来ました。

もし長男と同じタイプだったら

自分がどんな行動を起こしていたかと怖くなります。

男の人こそ、家族計画に対して

真剣に勉強した方が良いのではないでしょうか。

 

【今日うれしかったこと】

 ・仕事がお休みだったので、税務署に行って

  今更ながら一昨年の医療費控除の申請をしてきた。

  アトピー治療のデュピクセントは高額医療なので、本当に助かる。

 ・次男のTOEICのスコアが735に上がった。

  去年前期まではNo勉だったとはいえ380前後だったので

  とりあえず安堵。本人も喜んでいた。

    ・ウォーキングをしている最中、陸橋の上から見えた畑が

  晴天の中とても美しく映えて、生命の力強さに心揺さぶられた。

 

 

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