母親がいない母親が子育て終了~アラフィフ回顧録

頼れる人がいない結婚生活は大変でした

母親がいない子育てで辛かったこと

  前回 母親がいない”結婚生活”で辛かった出来事を述べましたが、

今回は”子育て”において辛かった面を 振り返ってみようと思います。

 

 ・出産時、産後、私の体を心配してくれる人がいなかった。

   (私の家族は父と兄で 男性のみ。

    義理の家族は、義祖母、義両親、義弟。

    夫含め皆、”お産は病気ではない” という認識)

 

 ・主人は建設系の現場監督の仕事をしており、夜は遅く 土曜出勤は当たり前。

  里帰りなど 心と体を休める機会がないまま長きにわたるワンオペ育児が始まる。

 

 ・私の父親は 子供にお年玉と誕生日 少額の小遣いはくれたが、

  基本ノータッチ。

  母は気が利くタイプの人だったので 細かい援助(金銭面より人手)なども

  期待できた

 

 ・スーパーなど おばあちゃん連れの若い親子を見るのが、昔からずっと苦痛。

 

 ・幼稚園や小学校の頃、運動会やお遊戯会に 実母を連れてくるママたち。

  羨ましくて仕方がない

 

 ・ママ友の帰省が羨ましい。

 

 ・子供の成績や学校生活の悩みに 心から相談できる人がいない

   (夫は長男が中1の時から海外赴任中。親身に相談に乗ってくれない)

 

 ・子供が活躍する場面があったときに 心から喜んでくれる人がいない。

   (上記の理由により 夫は役不足

 

 ・私の父は 私が夫と喧嘩しても 帰って来いとは言わないタイプ。

  遊びに来るのはいいが、生活は賄えないといった雰囲気を感じるようになり

  段々疎遠に。

  実家に帰省したとしても昔の家屋なので危険個所が多く、

  気が休まるどころか 父は仕事で家にいないため、

  やはり一人で家事と子育てをし  かえって疲れるため 足も遠のいた。

  事実上 実家に帰るという選択肢は無くなったため 

  旦那の態度は尊大化していく。

 

 

 

  辛い時には 誰かに助けを借りろ とよく言われますが、

  なかなかハードルは高い。

  友人が母親の代わりになどなりえない。

  他人になんでも相談するなんてありえない。

  あたりさわりのない範囲での関係。

  家族でさえ、考え方には温度差があるのに、ましてや他人なんて。

 

  …学生時代はこんなんじゃなかった。

  母が亡くなってから同世代の人たちと、

  大きな大きな隔たりを感じるようになってしまった。

  信頼できなくなってしまっている。

 

  振り返ると私の家族構成は、義母以外全員男。

   (旦那、長男、次男、実父、実兄、義両親、義弟)

  肝心の義母は、婿養子取で親と同居、

  子育て(旦那と義弟、年子)は完全に親任せ。

  子育てが 辛いなどと言ったら 母親失格と総攻撃。

 

  男と女の考え方って、かなり違う。(そうでない場合もありますが)

  大きくなった息子と話をしていても

  仲が悪いわけではないけど、会話、共感は少ない。

 

  未だ続く孤独感と喪失感。

  娘がいれば違ったのか?